英語の学ぶ内容よりも目的をフォーカスする

英検は、「読む」「書く」「話す」「聞く」の4技能を測るテストです。
1～3級の場合、ライティング試験部分は解答用紙に答えを記入しますが、それ以外の試験部分および4・5級はすべてマークシート形式。1〜3級の二次試験は、試験官との対面による面接スピーキング式です。

TOEICには、「聞く・読む」の力を測る「Listening & Reading Test」、「話す・書く」の力を測る「Speaking & Writing Tests」、そして「話す」をメインに測る「Speaking Test」の３タイプのテストがあります（「TOEIC Bridge Listening & Reading Tests」と「TOEIC Bridge　Speaking & Writing Tests」は本記事では省きます）。

試験の形式は、Listening & Reading Testの場合、リスニング（約45分・100問）とリーディング（約75分・100問）からなる合計約2時間のテストです。
TOEICのテスト結果には合格・不合格がありません。あくまでトータル10〜990点の範囲で取得したスコアが最終結果であり、現在の英語力の目安となるのです。

英語は試験が多くありますが、
英語を学ぶ目的や実際にどの場面で使うか？を
想定しながら使うと、より学習の効果を実感できます。
日本人の多くがテストのスコアや
より多く話せることに英語の優秀さを
フォーカスしがちですが、実際にはどうでしょうか？
もし、英語の知識を持っていても活用できなければ、宝の持ち腐れと一緒だと思います。

英語を学ぶ意義を深め、どのような表現をいつまでにしたいのか？など、
具体的に決めていくと、自然とどのような英語学習をすればいいのかが見えてきます。

「英語を学ぶといいことがある」はたしかにそうなのですが、自身や周囲の方にとってのメリットはなんでしょうか？
その人にしかないメリットや学ぶ目的があります。
さらに深めると学習のモチベーションが上がります。
すぐに学習をあきらめるのには理由があります。

「その方にとってそこまで英語学習が必要でない。」「学ぶ目的やゴールが明確ではない」などです。

学ぶ前に一旦、「自分にとっての英語とは何か？」「英語学習はどのようなメリットをもたらすのか？」を考えるとよいかと思います。
ぜひ、ご自身で英語学習を人生のようにデザインしてみてくださいね～